祖父江ぎんなん

祖父江ぎんなんとは

祖父江ぎんなんQ&A

祖父江には何本ぐらいギンナンの樹がありますか?

旧祖父江町が平成16年3月に行った調査によると、10,000本以上の樹があります。中には樹齢100年を越える樹も約100本あります。

ギンナンにはどんな品種がありますか?

金兵衛、久寿(久治)、栄神(栄信)、藤九郎、長瀬、喜平、嶺南など様々な品種があります。

ちなみに、ギンナンの原産地と言われている中国には大馬鈴、家仏指、亞甜など様々な品種がありますが日本の品種と比べると細長くて小粒です。

祖父江生まれの品種はありますか?

あります。

久寿(久治)、金兵衛、栄神(栄信)は、今でも原木があって元気に実をならせています。ちなみに、藤九郎はお隣の岐阜県の瑞穂市(旧穂積町)、長瀬は近隣の海部郡生まれの品種です。

主な品種の特長を教えてください。

<金兵衛>
祖父江町桜方の横井義廣宅に樹齢250年生くらいの原木があります。粒は中粒でやや縦長の果形です。殻が固くなるのが早くて、8月中旬から出荷が可能な品種です。

<久寿(久治)>
祖父江町山崎の富田芳行宅に樹齢170年生くらいの原木があります。粒は大粒で丸みがあります。殻が固くなるのが比較的早くて、8月中旬から出荷可能です。貯蔵性がやや劣る品種でありますが、苦みが優しく食べやすい品種です。

<栄神(栄信)>
祖父江町神明津の吉川実和宅に樹齢140年生くらいの原木があります。粒は中粒でやや縦長です。殻が固くなるのが比較的早くて、8月中旬から出荷が可能で、貯蔵性は優れており、翌年の3月ぐらいまで出荷が可能な品種です。

買った後、どのように保管したらよいですか?

基本的には、生ものなので、お早めにお召し上がりください。

チルド室で保存すると1ヶ月程度保存出来ますが、もっと長期間保存されたい場合は茹でて剥き実にした後に冷凍していただいた方が良いでしょう。

「ぎんなん」の樹には、雄と雌があるというのは本当ですか?

本当です。祖父江町では、例年4月中下旬に雄花と雌花が別々の樹に咲き、風で花粉が運ばれて受粉しています。

お問い合わせはこちら