家庭菜園
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土づくりの基礎知識
野菜をつくるには、水をやって肥料を与えればよく育ち、 実も大きくなるものだと思われがちですが、決してそうではありません。土の中の養分を吸収する根が大切であり、 これが十分伸びることができる環境、つまり土づくりをすることがポイントです。
野菜の根は、私たちが想像している以上に広く、深く伸びているものです。例えば、トマト、スイカなどは、深さ1メートル以上、 横に2.5メートル以上にも根が張り、ホウレンソウでさえ1メートルぐらいまで根が張るといわれています。この根は、土の中から同化作用に必要な水を吸収して、茎葉に送っているのです。 根の張りの良しあしは、野菜づくりのカギといっても過言ではありません。
日本は雨が多いのでほとんどの土は酸性土壌です。
野菜は酸性土壌ではよく育ちません。

野菜が好む酸性度
酸性の程度 | 野菜名 |
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酸性度に特に弱い | ホウレンソウ、キャベツ、タマネギ、エンドウ、レタス |
酸性度に弱い | キュウリ、ナス、カボチャ、ピーマン、ネギ、ニンジン |
酸性度にやや弱い | ジャガイモ、スイカ、トマト、ダイコン、サトイモ |
酸性度に強い | サツマイモ、トウモロコシ |
まずは、野菜が健康に育つ土に改良しましょう。
苦土石灰を入れましょう
苦土石灰 |
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土をやわらかくしましょう。
そして、たい肥(みどり有機)を入れましょう。

たい肥
落ち葉やワラを原料に肥料を加えて腐らせたものです。通気性と肥料もちがよくなり、土壌改良には最適です。
おいしい野菜ができる土ができます。
その条件とは・・・
- 通気性がよい…野菜の生長にはたくさんの酸素が必要です
- 水もちがよい…根は水に溶けた肥料を吸います
- 水はけがよい…水はけが悪いと根腐れを起こしやすい
- 土が肥料をよく保持する…肥料が流れないくらいの土の粘着性が必要
- 土に病気がない…同じ場所で同じ作物を長年つくると、土壌伝染性の病気が多くなります
- 酸性度が強すぎない…土は自然に酸性化されていくので、1作ごとに苦土石灰を1アール当たり10キログラム程度施すと大体の野菜は栽培できます
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排水、保水がよく、根がよく伸びます。
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支柱を土にさして30センチメートル以上
入り込むのはよい土の証拠です。